今日は突然夫から離婚を切り出された、Aさんの事例です。
ある日Aさんから泣きながら電話がありました。
夫から離婚を切り出されたのですが、あまりに突然で何が何だか分からなくなり頭が真っ白になりました。
色々と思い返してみましたが、今まで夫婦喧嘩、揉め事等の記憶はほとんどなかったので理由が全く分かりません。
夫と離婚について話し合おうとしましたが、夫には「もう君と話す気はない」の一言でかたずけられ、ますます混乱してしまったとのことでした。
その後ご主人様を説得して、ご夫婦で相談にいらっしゃいましたが、離婚する、離婚しない等の言い分はAさんとご主人様では大きく食い違っていました。
ですがAさんは二人だけでは話し合いの時間すらもてなかったので、このように少しでも話すことで解決の糸口が見つかるかもしれないと少しホッとした顔をされました。
そして時間はかかりましたが、離婚ではない方向に話が進みました。
全ての方が上手くいくとは限りませんが、第三者が間に入ったことでまた違う道が開ける場合があります。
離婚を切り出された後でも間に合うこともありますので、一人で悩み続けないでくださいね。
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「妻は私の話を理解していない」と話される相談者さんが最近多く見えます。
・妻は私の話を聞いていない。
・何度説明しても実践しない。
・妻の言っている理屈がおかしい。
そこで夫がしていることは、
⒈ 分からせようと思い、何度も何度も同じ事を言う。
妻は「また言っているわ。やれやれ」となります。
⒉ 言葉を変えてみる。
妻は「同じようなことをまた言っているわ。しつこいな」となります。
⒊ エスカレートして「なぜ分からないんだ」と大声で怒鳴る。
妻は「威圧すれば自分の思い通りになると思っているのかしら」になります。
この頃になると夫は物に当たったりします。
テーブルを叩いたり、椅子を蹴ったり、物を投げたりです。
そしてこの頃、妻は恐怖を感じ何も耳に入らなくなります。
結局このような方法では、夫は自分の考え、思いは妻に伝わらないのです。
言語情報は非言語情報に比べて、ほんの数パーセントにしかならないのです。
【あなたの話の9割は相手に伝わらない】とも良く言われています。
恐怖を感じている妻の気持ちは、だんだん離れていくケースが多いのです。
しかし一方、夫はそれに気付かないのです。
夫の話で伝えたいことは、自分の気持ちを伝えたいのではなく、自分の気持ちを分かってほしいのです。
カウンセリングにいらしたご主人に「奥様の話はどのくらい聞かれますか?」
ほとんどの方は、この質問にこう答えられます。
「どうして妻の話を聞くのですか?」
このケースが現在一番多いのが現状です。
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何だろうとおそるおそる開け、読んでみました。
妻の代理人弁護士からの『受任通知』でした。
読み終わって「はぁ?」まったく予期していないことで訳わからず。
1. そのまま封筒に戻す。
2. 何度も読み返す。
3. よく分からない。ピンとこない。
4. 何なの?どういうこと?
そして次の段階では、
5. どうしよう。どうしよう。
となります。
その後間もなく、妻からの「夫婦関係調整調停(離婚)事件」期日通知書、いわゆる『離婚調停申立書』も届きました。
最初はただただ驚き、次には苛立ちそして不安になり。カウンセリングにみえるときは、ほとんどその状態の方々が人数的には一番多いです。
そして訴える言葉は
1. もう、どうしていいか分かりません。
2. こんなのおかしいと思いませんか?
3. 何とかする方法を教えてください。
なぜその時期にみえるかというと、それ以前では、どうにかなると思って、何とかなると根拠のない自信から、そして自分からは動かないのです。
現実に起きていることなのですが、素直に受け止めることができず、どうしちゃったんだろう。本心ではないだろうと、自分自身でその問題を頭の内で打ち消してみる状態です。
2020年の離婚件数は、約19万組。
結婚5年~10年の離婚件数の割合が高いです。
そして離婚調停不成立の場合、その後かなり高い割合で、離婚訴訟になるケースがほとんどです。
それが現実なのだと気付き、離婚回避のためには1日も早く動くことが大事となってきます。
避けたいことに目をつぶっていると、どんどん悪化します。放っておいても何の解決にもなりません。
早くそこに気付きますように!
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2020年から始まったコロナ、現在2021年9月、1年半以上ですが、いつまでなの?いつ終わるの?も最近は言えないような状況で、とても悲しいです。
この悲しい現状の中、私共にいらっしゃる男性のご相談は、妻の家出、妻からの離婚宣言など。
女性からの場合は、やはり悲しい出来事で、夫の不倫についてが増加しております。
相談にみえる女性の方は、皆様なぜ?どうして?このコロナ禍のなかと言われます。
次に、1.自分の家事が十分ではなかったのか。自分は女性としての魅力が足りなかったのか。夫を自由にさせてしまったのか。 皆様、泣きながら思いつく自分のマイナス面をあげていきます。それは正解なのでしょうか。
2.夫になぜなぜと問い詰めてしまう。反省を促す。自分の辛さを訴え続ける。今後はしないと確約させる。これは正解なのでしょうか。
3.夫が不倫したので、離婚する。もしくは離婚せず、2度としないよう確約書を書く。これは正解でしょうか。
不倫によって離婚する、しないに関わらず、女性は、何故そうしたかの理由と謝罪を求めます。
一方男性は、妻が不倫した場合でも、離婚する場合は親権について悩み、離婚しない場合は修復について考えます。
女性は今までの事を解決しないと前へ進めないと言い、男性は過去は過去で前へ向いている方々が多く、このギャップが大きな壁になるのです。 皆様、乗り越えられますように。
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コロナ禍で、夫の在宅ワークが増えた家庭、またそうでない家庭、どちらにも離婚宣告された夫が増えています。
原因は色々ありますが、
~家事編では~
「夫は家事、育児をするか、または手伝ってくれるかについて、まあまあかな」と思っている妻の割合は約半数です。この問題は根深く半数の妻は不満を持っているということです。
2人に1人は離婚宣告をいつしようかと考えている妻かも知れません。待機状態なのではないでしょうか。
夫曰くウチは違う。
大丈夫。
他の夫よりやっている。きちんとやっている。
しかし、そこが大きな間違いなのです。他の夫よりやっているという他人との比較ではないのです。量でも質でもないのです。
あなたの奥様の求めていることに整合しているかの一点なのです。
~次に自分のしたいこと編~
「妻は自分のしたい事が出来ているか」この質問にも約半数の妻が出来ていないと答えています。
妻のしたいこと?
聞いた事ないな。
何かあるの。
したければ、すればいいじゃない。
自分だって、出来ていないよ。
子育てが終わったら、すればいいじゃない。
別に反対しないよ。
そうではないのです。
自分が今したいのではないのです。妻には自分のしたいことがあるという、その事に夫が気付かない。その事を分かっていない、その一点なのです。
妻が考えているのは、このまま、この夫とずーっと死ぬまで一緒に暮らすのか。と考えてしまうのです。
奥様は妻であり母であるかも知れませんが、1人の女性です。
お互いに分かりあって離婚宣告から離れられますように。
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昨今コロナ離婚が取りざさされておりますが、妻からの調停への申し立てが増えているようです。
また突然の妻の家出につきましては、昨年から今年にかけて毎日のように多数ご相談を受け急激に増えている事を日々実感しております。
その時、夫は少し様子を見てみよう。諦めてじき帰ってくるだろう。
どうしょう。どうしょうと、パニック状態になり、あちらこちらを探す。
行動はこの二つですが、大多数の夫が言う事は何故か、みな同じです。
「何故、妻は家出したのか?」「分からない」「言ってくれれば話し合いしたのに」
しかし妻側からは「夫は何も分からない」「分かろうとしなかった」「話しを聞こうとしなかった」
だから我慢の限界で家出した。
コロナ禍で夫が家に居る時間が増え、今までは、あまり言わなかった夫が小さい事を細々と言う。
例えば、
1、いつ掃除するの?
2、夕飯は何?
3、妻が出ようとすると、何処に行くの?何時に帰るの?
4、子供達の勉強は大丈夫なの?
5、貯金はちゃんと出来ているよね。等など。
夫からすると、妻や子供や家の事を心配している良い夫ではないのか。
しかし問題は、今までは普段、家にいず家や子供の事は妻に任せていた夫が突然いろいろ妻に質問してくる事のようです。
妻は、その事に、なぜ?急に?となり、始めはお互いにストレスよね。と思い、言い返さず我慢しています。
しかし夫は再度聞いてきます。そこで妻は耐えられなくなり、家出となっているケースが増加しているのが現状です。
必ず前兆があると思います。家出してから、あれこれ考えるのではなく、一緒に生活している時にこそ、感じ取れますように。
家を出るというのは、大変な覚悟ですので。
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夫婦仲が良くないとのご相談で、実は子供のしつけ、教育問題が原因だったご夫婦が多いようです。
夫婦関係が上手くいっていない。
ギクシャクしている。
夫婦喧嘩が絶えない。
果ては離婚まで考えている等々。
お話をお聞きしていますと、夫の帰りが遅い。
勝手にお金を使う。
いつも喧嘩ごしに話す。
妻は家事の手抜きが多い。
疲れたとばかり言う。
いつもイライラしている。
最初はこのように始まります。
しかし回を重ねていきますと、その奥には子育て問題が潜んでおり、当人同士も気が付いていないケースが多々あるのが、最近の傾向です。
夫の帰りが遅いのは、早く帰ると妻が子供を叱っていて、それを見聞きするのがイヤ。
口を挟むとこちらに矛先が変わってくる…。
妻は家事と子育てで本当に疲れている。
夫は労ってくれない。
妻の言い分は、子育てについて夫に相談すると「あなたに任せてあるから。」
夫の言い分は、子育てについて話そうとすると「何も分かっていないのに。」と、先に進むどころか、またまた喧嘩です。
さて解決策は、妻の子育ての相談は答えを夫に求めているのではなく、ただ聞いて欲しいのです。そしていたわって下さい。
夫の子育ての話は、結論をいい「これこれこうしたらどうですか。」と、方向性を示して下さい。
もし一つでも思い当たる事がありましたら、試みて下さいませ。
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「暑くなりましたね。寒くなりましたね。」等の挨拶ではなく、「また増えましたね。なかなか終息しませんね。いつ終わるのでしょうね。」になっている現在のコロナ禍の世の中、自宅でも揉め事が多いようです。
揉め事の一つとして清潔感の違いもあります。
1, 掃除は掃除機をかければ良。
拭き掃除までするのが掃除。
2, バスタオルは毎日洗わなくとも可。
当然、毎日洗う。
3, 手洗い、うがいは、帰宅時にする。
いや、こまめに何度もする。
・
・
挙げていきましたら、数限りなくあります。
ある記事で見たことがありますが、人が握った(おにぎり)は食べられない人は、かなりの数いるそうですが反対に食べられる人もいるということです。
この様に清潔に関する考え方は人それぞれですが、いざ家族となり、また現在のコロナ禍となりますと益々大変です。衝突することも沢山あると思います。
皆様は、どの様に折り合いを付けていらっしゃいますか。
そんな中、免疫力をアップ出来たらいいですね。
悪口、批判、中傷などをすると免疫力は下がり、感謝、共感すると免疫力が上がるようです。
皆で免疫力を上げていきましょう!
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なかなかコロナが終息せず、今だみな不安を抱えている中、コロナ離婚は終息しましたでしょうか。との質問を良く聞かれます。
・自分空間がない。
・オンラインの仕事なので、カーテン等変え、お金がかかった。
・一緒に長くいるとストレスがたまる。
・思いやり、協力がない。
・三食作るのが大変だった。
・不安で食べてしまい。太ってしまう。
・食費がかかる。
・要求が増え続ける。
等など…。で離婚まで、突き進まれ考え中の方々。
1, どちらかが、未来の不安を訴えましたら、反論せず、とにかく聞き、色々言える人が居ることが大事、存在が素晴らしいと思ってみられては、いががでしょう。質問と思い、答えるのではなく聴けたらいいですね。
2, 怒りは向けたい人に向けるのではなく、向けても大丈夫そうな人に向けられます。
3, 夫婦でお散歩でも、どうでしょうか。
4, お互いに、ありがとう。ごめんなさい。が言えますように。
5, みんなで、乗り切りましょう!
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現在、緊急事態宣言等、孫とも会えない祖母と7歳の孫の電話での会話。
[会えなくて寂しいね]
(おばあちゃん元気。大丈夫)
[寂しいから、ワンちゃん飼おうかな]
(どんなワンちゃん)
[そうね。茶色で小さい赤ちゃんワンちゃんかな]
(赤ちゃんワンちゃんは、ダメでしょう)
[え?どうしてかな]
(赤ちゃんワンちゃんがおばあちゃんのお家に来てしまうと、赤ちゃんワンちゃんのお母さんとお父さんが寂しくなって可愛そうだよ)
そうなんだ。祖母はその様な思いに至らず何と答えようか困り、しばし沈黙だったそうですが、その後、
[そうだね。もし赤ちゃんワンちゃんが家に来ても、お母さん、お父さんワンちゃんも大切にとても可愛いがってくださるお家に行けるといいね]
祖母は自分の寂しさを優先し考えた発言だったなとの思いに至ったそうで、現在まだ考慮中。
数日後、孫から手紙が届き(お年玉で貯めたお金で買いました)と書かれ、マスクが届いたそうです。
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